ライフスタイル(生活習慣)アンケート
2001
今年は、保育所や子ども園、中学校といっしょに生活習慣に関するアンケート調査を実施しました。
年齢が高くなるにつれ、夜型の傾向が強くなっているが、園児や小学生の中にも、遅くまで起きている子どもがいます。とくに、園児のほぼ3割が10時以降まで寝ないという、大人に合わせた好ましくない生活習慣に陥っています。
夜型の生活の影響を受け、朝起きる時刻も遅くなっているようです。とくに中学校では、ほぼ3割の生徒が7時以降に起床するという状況です。学習の開始時刻までに、脳が活性化しないのではないかという学習面への悪影響も気がかりです。
中学校では、朝起きる時間が遅いために朝食も十分とれないまま登校しているという生活パターンに陥っている生徒がほぼ2割いるようです。
朝食については、登校時間や出勤時間の違いから食事時間がずれ、一人で食べている児童生徒もいるが、夕食については、家族が揃ってとれている家庭が多いようです。
スクールバス通学をしている児童・生徒が多いことも影響して、歩く距離はかなり短くなっています。(半数が500m以下という状況)
やはり、食生活・生活習慣・運動量の偏りを背景にして、生活習慣病に至らないまでもさまざまな健康障害が生じているのではないかと思われます。