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ログハウス造り日記 2003年3月 |
3月1日(土)
予報通り朝から一日中雨。 よく降った。 きっと基礎の中にも沢山水が溜まっていることだろう。 不足分のビスや、屋根張りに備えて追加のブルーシートを買いに落合へ。
3月2日(日)
一応晴れたが、予報に依れば明日から又雨のようなので、水かきも中途半端になる。 私は来客で一日自宅。
3月3日(月)
やはり予報通り、雨。 作業はあきらめて、午前中は自宅でログハウスの照明器具を再検討して、見積を依頼。 午後は津山へ買い物へ。 帰り、上口(大黒目と新徳)に寄る。
3月4日(火)
朝起きてみると雪がちらほら。 9時頃には青空も見えるが、旭町のピンポイント予報でも一日中曇りなので、午前中は様子を見ることにして、早いお昼を食べて午後から雪かき・水かきに現場へ。
3月5日(水)
西川は降っていなかったのに、現場に着いてみると雪がちらほら。 前の山と谷も雪で白くかすんでいて、すぐにはやみそうもない。 基礎の中も、きのうの雨が少し残っていた部分が氷になって、その上にうっすらと雪がつもっているので、このままで作業に入るとすべって危ない感じ。 仕方なく午前中は落合へ週一の買い物に。 午後から再度現場に行き、主人はE列外側の面戸板2枚を入れ、私は竹炭用のドラム缶を設置する場所を作るため、ショベルで土堀をはじめる。 ユンボーでもあれば3掻きほどで終わりそうな作業だが、人力でするとなると結構腕と腰に負担がかかり、なかなか進まない。 根気良くやるしかないようだ。
3月6日(木)
午前中、主人が一人でシート掛けに。 やはり午後から雨。 日林のYさんから電話が入り、明日様子を見に来てくれるとのこと。 「雨のようですよ」と言うと、「そんなこと言ってられませんよ」との返事。
3月7日(金)
やはり朝から雨が降ったりやんだり。 家で様子見をしていたら、10時半ごろ日林のYさんから電話が入り、予定通りこちらに向かっていて、すでに高速を下りているとの事。 急いで用意をして現場へ。 向こうの方が先に着いていた。 一部上げた垂木と面戸板の状態を確認してもらい、これからのアドバイスをもらう。
(1) A列とE列の外の垂木の部分は外から直接見えるので、材がそっていて間隔が歪んでいる部分は、矯正すること。
(2) 面戸板は、上が垂木より出っ張ると野地板を張る時、カンナをかけるなどの対応が必要となるので、それよりは、内側のサネに乗せてどちらかというと垂木よりも低い方があとの世話が無いのでやりやすいだろうということになった。
(3) 野地板の上に張るシートは1メートル幅のものが来るので、15cmくらいおきにステイプルで留めること。
お昼を食べて、午後は水かきをして終わり。
3月8日(土)
やはり今日も朝から雨。 日が照ったり雪が降ったりと定まらない。 家でキッチンの設計などをして過ごす。 もう少しの辛抱だ。
3月9日(日)
今朝も起きてみると山が真っ白。 陽が射して来る時もあるが、雪も混っている。昨日岡山に行っていた人が、「岡山はからっとした青空で、車の日よけをして走ったのに、円城のあたりまで帰って来ると急に曇り空になって雪混じりの雨になった」と話していた。 こっちに引っ越してくる前に川崎で岡山の気候を知るために天気予報をよく見ていたが、その時は岡山市の情報だけしかなく、岡山県の”晴れの国・岡山”という標語にある通り、「天気もいいし、気温も東京と殆ど変わりない」と思っていたが、来てみて初めて分かったのは、岡山市と県北とは大きく違うということ。 全国の天気予報で見る場合は鳥取・島根を見た方が近いということがよくわかった。
今日も昨日に引き続き家でキッチンの配置図やシステムの設計をして過ごすことにする。
3月10日(月)
午後から晴れそうだし、2日現場に行っていないので確認と水掻きのつもりで現場へ。 時折雪花の舞う中、午前中水掻き。 午後、C列の両脇の垂木を2列(合計4本)上げる。 少し作業が出来て安心。 昼食前のウオ―キングの時、ふきのとうを見付ける。 少しだけど、春の香りなので分家のおばちゃんにもおすそわけして、ゆがいて酢味噌で夕食の食卓へ。
3月11日(火)
またまた朝から雪。 お昼まで現場で様子見をしたが、雪が時折強く降ってくるので、シートが開けられない。 作業は断念して明日にかけることにし、午後から落合へ買い物に。
3月12日(水)
時折強い風はあるが久し振りに春らしい暖かい日になった。 D列両側と南側の軒にあたる部分に垂木を入れる予定でシートを開けてみると、棟の両側にあるログ壁に切れ込みが必要なことに気付く。 午前中、切れ込みのすみ入れして、午後、東側の4本を載せた。
3月13日(木)
昨日の反対側・D列をはさんで2本と南側の軒の部分・西側の垂木をのせた。 全部で4本。 天気がいいと仕事がはかどるので、疲れても達成感がある。
3月14日(金)
昨日に引き続き上天気。 C列とD列の間、残りの垂木5本の内、西側を上げることにした。 これで西側の部屋の上は終わったことになる。 面戸板も2枚入れたところで、4時。 垂木全体のシート掛けのため、早めに作業は終了。 やはりシート掛けに6時までかかってしまった。
3月15日(土)
予報通り朝から雨。 きのうしっかりシート掛けしておいてよかった。 一日家で休養日とする。
3月16日(日)
雨は降っていないが、朝からどんよりとした曇り空。 予報通り午後から降るのだろうか?
3月17日(月)
一応雨は上がったので、午前中水掻き。 昼食を終えて、午後、作業を始めようかという時に、又雨がパラパラ。 あきらめて、先日頼んでおいた薪ストーブの資料を借りに、垪和の田中さん宅へ行くことにする。 途中、道の両側のあちこちに”ふきのとう”の群生を見つけ、車を停めて、一時春の香り摘みに興じる。 なんと優雅な時間! 併和に行き付くまでに、ビニール袋が一杯になる! 夕方まで、田舎暮らしの楽しさから国際情勢まで、楽しい意見交換。
3月18日(火)
C列とD列の間、東側の垂木を乗せる。
3月19日(水)
お彼岸に入ったので、今朝一番に主人がお墓掃除。 天気はまずまずだったが、私の花粉症が悪化したので、買い物を兼ねて落合・久世の眼科と耳鼻科へ。 午後食事を済ませてから、上口で花枝をもらって来て、お墓へ。
3月20日(木)
A列とB列の間、東側の垂木を乗せる。 今日も、その後のブルーシート掛けに2時間以上掛かってしまい、終わったのは、日没後。
3月21日(金)
今日は残りの面戸板を入れようかと予定していたら、明日の午前中雨との予報なので、シートかけを念入りにする方に時間をかけた。 3時過ぎ、現在借りている家の家主のOさんが、お彼岸の墓参りのついでに現場に寄ってくれた。 4時半すぎから、新徳のたてまえのお祝いのお餅をひろいに行く。 みんな元気で威勢のいいこと!
3月22日(土)
今日は午前中雨の確率が高かったので、軽トラのタイヤを夏用に取りかえることにして、落合へ。 1時間ほどで作業は終了。 帰宅して昼食を済ませてから現場へ。 主人は面戸板とあおり止め金具を付ける作業、私は、ログ壁にコンセントやスィッチを埋め込む為の穴あけ作業。 ノミとげんのうを使っての作業は、疲れる。 夕方までに4ケ終了。 主人はA・B列間東側を終了。 今日は久し振りに日没前に現場を後にした。
3月23日(日)
午前中、もう一度落合へ買い物に。 午後から現場へ。 昨日と同じ様に、主人は面戸板とあおり止め金具付け、私はコンセントとスィッチ穴あけ作業。 3時過ぎ、神戸から北村に古民家再生に通って来ているKさんがおやつとお茶を持って立寄ってくれた。 友人で、ツーバイフォーの家を自分で建てた人も手伝いに来ていて、一緒に。 お互いの苦労話でひとしきり。 夕方は5時過ぎまで作業して、主人の方は終わり、私は2つ穴を開けて終了とする。
3月24日(月)
今日は予報では午後から雨になるというので、降り出すまで作業をするつもりでお弁当を持たずに出かける。 主人はすべてのあおり止め金具を付け終え、私はマルチメディアコンセント用の穴を開けたところでお昼過ぎになる。 マルチメディアコンセントは普通の3倍もある大きさで、すごく時間がかかり疲れる。 まだ雨は降ってこないが、風や雲行きはあやしいので、丁度きりもいいし、お腹がすいて来たので、とりあえず昼食に帰ることにする。 食事が終わった頃、雨がポツポツ。 午後は家でたまっていた片付けをしてすごす。
3月25日(火)
昨日同様、午後から雨との予報でお弁当は用意していなかったが、9時前には日が射して来る。 晴れた場合に備え、お湯を沸かせるポットとカップラーメンを用意して現場へ。 午前中少したまっていた水を掻き出してから、A・B列間西側に垂木を1本のせて、散歩から帰り、ラーメンのお湯を用意したところで急に雨。 かなり大粒。 あわててシートをかける。 シートを掛け終わると雨がやむ。 とりあえず昼食。 気が付いてみると、垂木の材の山がむき出しになったまま、濡れている。 午後また上天気に誘われてシートをはがして3本目の垂木を上げたところで又、雨。 同じことの繰り返しには疲れる。 又晴れたが、気分転換に”ふきのとう”と”つくし”を取りに垪和方面へ。 途中、降ったりやんだりの中、結構沢山取れた。 1度通谷まで下りて、気を取り直してもう1度現場へ戻り、主人は残りのあおり止め金具と面戸板を入れて、5時20分で終了。 待っている間、私は日溜りでつくしのはかま取り。 なんとなく優雅な気分。
3月26日(水)
今日は一日晴れの予報なのに、母の検診で朝一番から落合へ。叔父の見舞と買物を終えて帰宅したのは1時過ぎ。 昼食を済ませて現場へ。 A・B列西側の垂木を2本載せて終わる。
3月27日(木)
午後から雨の予報なので、午前中は昨日同様、A・B列間西側の垂木2本を乗せ、シート掛けに念を入れる。 案の場1時過ぎに降り出す。 二時半から、業者も立会いのもと、合併浄化槽の仮検査。
3月28日(金)
私は来客で自宅。 主人は一人で2時過ぎまで作業し、A・B列間西側の残りの垂木を全部あげたそうだ。
3月29日(土)
午前中、B・C列間の東側に4本垂木をのせる。 11時半頃、よっちゃんが現れて、用事が済んだので昼から手伝ってくれるとのこと。 5時頃まで頑張って、西側の垂木も乗せ、面戸板もすべて入れ終えた! やっぱりよっちゃんが加わると俄然作業がはかどる。 明日は雨の心配は無いので、シート掛けもそこそこに気分よく帰宅。
3月30日(日)
明日雨の予報が出たので、今日は一日中、昨日乗せ終わったB・C間の垂木のシートかけ。 9月に完成すれば、新年度後半に入居になるので誘いを受け、挨拶を兼ねて、夜は上口中組の年1度の常会に出席。
3月31日(月)
今日も一日シートがけ。 私はコンセント用の穴開け作業。 予報通り夜から降り出す。 しっかりシート掛けしたので、これで安心して眠れる。