wall-x.gif ログハウス造り日記
2003年2月


2003年2日1日(土)

朝方又雪。 様子見をした後、10時半ごろお弁当を持って現場へ。 3時ごろまで通しボルトの調整とE列ログ壁の上、クギ打ち。 これですべての調節とクギ打ちが終わり、次はいよいよ屋根にのせる垂木の下ごしらえに入る。 

2月2日(日)

今朝も又あたりは雪で白い。 11時前に現場に到着したが、電動丸鋸を忘れてきたことに気付き、もう1度取りに引き返す。 最初に到着した時よりは雪が溶けているが、基礎の中に雪が少し残っているので、溶けた水と雪の掻き出しから始める。 12時半頃終わり、昼食。 午後は、垂木の細工をするための作業台作りから始める。 出来あがったのが4時前。 日溜りでちょっと一休み。 今日は風がなく暖かくて助かる。 先日日林のYさんが来た時に仮に上げてスミツケをした垂木を取出して、電動丸鋸でカットする。 4時半作業を終えて帰宅。 明日からいよいよ垂木の細工に入る。

2日3日(月)

2月4日(火)

2月5日(水)

この三日間は正確な記録もれ。 6日まで作業が進んでいないところを見ると、(記憶が正しければ)3日は雪、4日は雨で、その後5日は、積もった雪と雨の掻き出しをしたものと思われる。  

2月6日(木)

午後から雨の予報。 弁当なしで出かける。 スミツケした垂木の端をカットして上に載せてみる。 OKなので他の垂木も細工にかかる。 雨は降り始めないが、お弁当がないので、6本ほどカットして2時すぎに撤収。

2月7日(金)

今日は一日晴れの暖かい日で、作業もはかどった。 大きい方の棟の垂木の細工を終え、ログハウスに近い所に新しく部材の山を作り仮保管。 

2月8日(土)

小さい方の棟に垂木の部材を探し出して、カットする角度を墨付けの為に、2本取り出す。 午後カットに入ろうとする時に雨になる。 あわてて材とログ壁にビニールシートを掛けて、撤退。  

2月9日(日)

午後から田中邸へおよばれなので、ランチをもたず午前中だけ雨の水かきに出かける。 1時すぎまで作業をして撤収。  

2月10日(月)

朝、霧が深く、その後晴れで暖かい一日。 一昨日墨付けをした2本をカットして仮に載せてみる。 屋根の設計自体は、左右対象なのだが、微妙にカットが違うので、わざと左右同じものを載せてみると、やはり片方の材の下のほうが5ミリ程度スキマがあく。 同じ段数のログ壁でも微妙に高さが違うらしい。 やはり墨付けした通りの2本を載せてみると、真中がぴったり合う! 面倒くさいが、左右(東西の壁)に異なるカットの垂木を使用することにした。 12列の分、全部で24本カットを終え、E列に近いところに仮置きした。   

2月11日(火)

曇りの予報に反して、朝方から雨の音。 一日中降ったり止んだりの雨で、仕方なく作業はお休み。  

2月12日(水)

朝には雨が上がっていたので、午前中水かき作業。 午後は買い物へ。  

2月13日(木)

今日は”竹炭教室”への参加で、私は三休へ。 以前参加した人の話によると、火加減などが結構難しいらしいが、しっかり学んでうまく自分で出来るようになったら、ログハウスのまわりの竹を切って竹炭を作り、ログハウスの床下に敷き詰めたい。 湿気予防にもなるし、下からマイナスイオンが上がり、とてもよい”氣”の場所が出来そう! 
主人は一人で現場へ。 屋根材・床材の山の整理。  

2月14日(金)

お天気はまあまあ。 午前中、昨日の材の整理の残り。 午後、面戸板のカット―約半分終了。  

2月15日(土)

今日は久し振りによっちゃんが手伝いに来てくれた。 午前中は面戸板のカット。 午後は正子さんも加勢に来てくれて、面戸板のカットは女性群で私と正子さんのコンビで、よっちゃんと主人はH列の垂木が載る切れ込みのカット。 4時すぎにすべて終了。 二人でやる3日分くらいの仕事が出来た。 これで明日雨がふっても安心。 やっぱり、スーパーマンとスーパーウーマンの力はすごい! 本当に心強い味方です。 

2月16日(日)

午前中まだ雨が残る中、先日火を入れた竹炭の釜出しへ。 既に空気を遮断して一日以上になるのに、ほとんどの釜がまだ暖かく、中に火が残っていることを表している。 釜のまわりの土のかぶせ方に問題があり、完全に空気が遮断されていなかったようだ。 案の定、いい炭になっていない。 取りあえず炭は取出したが、完全ないい竹炭はあまりない。 これを予測して、既に先生方が自分で焼いたものを持って来てくれていて、それと竹酢を参加者で分けて持って帰る。 質疑応答のミーティングの最後の方で、ログハウスの話になり、参加者の中から「見に行きたい」という声が上がり、上口まで案内することになり、うちの軽トラが先導して4台の車が連なって現場へ。 現場を案内して立ち話で自己紹介をしたりして、ログハウスや田舎暮らしについて話し始めると話が尽きない。 今後も又建築状況を見に寄って下さることを約束して分かれ、帰宅したのは1時半。 昼食を済ませて、2時すぎから、キッチンシステムのショールームを見に津山へ。 − 楽しい一日だった。    

2月17日(月)

とても暖かい一日だった。 午前中は昨日降った雨の水掻き出し。 午後、垂木を載せる準備として、K列の切れ込みのサンプルを取る。   

2月18日(火)

午前中、垂木・面戸板・野地板など屋根を上げる材や組み合せ方のシミュレーションと使用するクギ・ビスの確認。 午後、私は垂木中央をつなぐ平金物を西側に上げる材にクギで打ち付ける作業。 すべて終了。 主人はK列の切れ込みを入れる作業。 設計図の間違いから垂木の本数(切れ込みが必要な数)の確認で手間取り、今日のところは2ケ終了。 現実には、垂木の間隔は芯芯で450なのに、設計図では495(垂木と垂木の間が450)になっていたので、垂木の本数が1本少なくなっていた。 その他のログ壁の間も確認してみたら、設計図が間違っていた! 全部で垂木4本、要追加加工。  

2月19日(水)

今日は上天気なのに残念ながら所用で津山へ。 ついでに税務署に寄って確定申告を済ませて来る。 午後は落合へ回って、母の薬をもらい買い物をして帰宅。 日焼けするほど強い日差しだった。  

2月20日(木)

朝から予報通り雨。 時折強い雪も混じってくる。 作業は断念して、午後から落合へ買い物へ。 

2月21日(金)

とりあえず1日晴れだった。 午前中、部材の上の雪取りと基礎の中の水かき。 午後、私は垂木の不足分の加工と金具付け。 主人は、K列の切れ込み加工。 3時過ぎ、先日田中さんのところで知合った大阪のKさんが一人でたずねて来た。 Kさんも北村の方で古民家を再生しているが、今日は気分が乗らないのでうちの方に様子見を兼ねて来てくれたとのこと。 1時間ほどおしゃべり。 

2月22日(土)

予報通り、朝から雨。 作業は出来ず。 

2月23日(日)

一応雨が上がったのでお弁当を持って現場へ。 午前中、水の掻き出し。 午後、追加の垂木の間に入れる面戸板も8本追加加工。 昼過ぎによっちゃんが、頼んでおいた竹炭焼き用のドラム缶(口などを加工済み)を二つ持って来てくれた。 まだ空模様があやしいのでブルーシートをはずしての作業は止めにして、3時撤収。 

2月24日(月)

午前中霧雨の合間をぬってA列外側に初めての垂木を上げる。 東西どちらの垂木から上げると段取りがいいか、クギ・ビスどちらがいいか、どこからどういう順番で打って行くと固定し易いか、などなど、やはりやってみないと分からないことだらけ。 なんとかコツはつかめた。 固定を終えた直後又雨になったのでシートを掛けてから昼食。 午後、更に2列の垂木を上げた。 垂木の出っ張りの分シート掛けが大変になり、終わってからのシートかけに1時間以上かかってしまった。 5時半撤収。 

2月25日(火)

朝上口に上がる前にJAに寄って、使用済み(未加工)のドラム缶をもう一つもらって来た。 作業は、昨日に引き続きログ壁の両端に垂木を上げる。 午前中にB列北側の1列。 午後はB列南側の一列、そして昨日測った北側軒の3列の垂木の間の面戸板をカットして乗せてみる。 なかなかぴったり入らない。 クギでは固定しにくいので、65mmのビスを用意することにして、今日のところはこれまで。 

2月26日(水)

今日は午後から母の定期検診なので、作業は午前中のみ。 床材の山を、雨が逃げ易い様に積み直す。 集中してやったので11時40分終了。 

2月27日(木)

午前中、浄化槽の上に積んでいた垂木の山を移動。 9月に部材が到着以来1度も開いていなかった建具のパッケージ3ケも開けて状態を確認してみる。 一部少しだけ内側に水滴があったが、大体万全の様子。 午後は、A列外側の面戸板を、昨日かって来た65mmのビスで固定させ、あおり止め金具も付けた。 今日は北風が強く時折突風が来たり、あられが降ったりの天候が不順だったので、シートをはずすことは避けた。 午後2時過ぎ、先日竹炭教室の先生をされた村上さんから、「これから火を止めるから煙の様子を見る来る?」と電話があり、早速飛んで行く。 やはり釜はいつでも様子が見られるように自宅に近い方がいいようだ。 となると上口に引っ越してからしか無理だろうか...。 

2月28日(金)

今日は朝から雲一つ無い青空の晴天。 作業がはかどった。 E列の壁をはさんで、全部で4列(8本)の垂木を乗せ、その後面戸板をカットして東側の2枚を固定した。 こんな日が1週間も続いてくれれば屋根が張れるのに...。 3月になっての晴天を期待して...。  

  

  

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