6年生 薬物乱用と健康

平成13年1月25日(木)   


1指導過程

 第1時 健康な体


 第2時 薬物乱用と健康


 第3時 「ザ・ストップ」ビデオ視聴





主 題
薬物乱用と健康(第2校時)
ね ら い
・シンナーや覚せい剤等薬物の危険性が分かるようにする。
・薬物乱用などよくないことをしようと誘われても断ったり、親や先生に相談することができるようにする。
学 習 活 動
指 示・発 問・説 明
備 考
薬物について知っていることを発表する。
薬物ってどんな物があるかな

・覚せい剤 ・大麻 ・シンナー ・マリファナ ・接着剤 など
○出にくい場合は班で話し合う。
フラッシュカード
シンナーの有害性について発表する。
シンナーを吸うと体にどんな影響があるかな

・気分が悪くなる ・死んでしまう 
・気持ちがよくなる
○シンナーの有害性について説明する。
○覚せい剤についてもふれておく。
シンナーの害の図掲示
誘いを受けたらどうしたらよいか考える。
誘いを受けたらどうしたらいいだろう

○見知らぬ人、友人の二つの場合で考えさせる。
・教師が売人になり、数名の子どもに発表させる。
プリント
シンナーや覚醒剤は法律で禁止されていることを知る。
○薬物の危険性についてのまとめをさせる。
○家庭で使っている病気を治す薬とは異なることもおさえておく。
フラッシュカード
まとめをする。 ○誘いを受けたら、断ったり親や先生に相談することの大切さを知らせる。
○酒、たばこ有害性にもふれておく。





よかった点・今後の課題
児童の反応・感想
・薬物については、テレビや新聞などで危険なものだと知っている児童が多かったが、その有害性について知っている児童は少なかった。
・シンナーや覚せい剤の種類、名前を知っている児童が思ったより少なかった。
・身近な問題としてとらえられていないが、酒、たばこの害については理解しやすかったと思う。
・酒やたばこの害を学習した後、薬物乱用防止の授業をしたほうがスムーズかもしれない。
保護者の反応・感想
・身近な問題として、考えていかなければならないという意見が多かった。
・薬物の種類や名前を知らない保護者もあり、多種類さに驚いていた。
・危険な薬として農薬が身近にある。
・いつでも相談できる関係を築いておく必要がある。
指導者の感想 ・身近な問題としてさせられなかったらが、危険性や有害性については理解させられた。
・役割演技をすることにより、楽しく授業が進められた。
・誘いを受けた場合、保護者または教師に相談するというおさえがたらなかった。
・資料等がたくさんあり、指導に役立った。
・薬物のサンプルがあればいい。
・キャラバンカーの活用もしてみたい。
資料・教材・その他
○喫煙・飲酒・薬物乱用防止に関する指導の手引き(日本学校保健会)
○薬物乱用防止読本ー小学生高学年用 薬物は「ダメ。ゼッタイ。」健康に生きよう パート13
                  財団法人 麻薬覚せい剤乱用防止センター
○恐ろしい薬物乱用(少年写真新聞社)