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学習活動 | 指示・発問・説明 | 資料等 |
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1 薬物についてしっていることを発表する。 |
・覚せい剤・大麻・麻薬・シンナー・マリファナ ・接着剤 ○出にくい場合は班で話し合う。 | フラッシュカード |
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2 シンナーの有害性について発表する。 |
・気分が悪くなる ・死んでしまう ・気持がよくなる ○シンナーの有害性について説明する。 ○覚せい剤についてもふれておく。 |
シンナーの害の図掲示 ![]() |
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3 誘いを受けたらどうしたらよいか考える。 |
○見知らぬ人、友人の2つの場合で考えさせる。 ・教師が売人になり、数名の子どもに発表させる。 ○薬物の危険性についてのまとめをさせる。 ○家庭で使っている病気を治す薬とは異なることもおさえておく。 |
プリント ![]() フラッシュカード |
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4 シンナーや覚せい剤は法律で禁止されていることを知る。 |
○誘いを受けたら断ったり、親や先生に相談することの大切さを知らせる。 ○酒、たばこの有害性にもふれておく。 | ||
5 まとめをする。 |
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評 価 | 薬物の種類の多さや体におよぼす影響を知り、誘いを受けたらどうしたらよいかを考えさせることができたかどうか。 | ||
事前指導 |
「健康な体」保健 健康とは 健康を維持するためには 健康に害をおよぼすもの |
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事後指導 |
「ストップ・ザ薬物」 (薬物乱用防止教育ビデオ) |
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児童の反応・感想 |
・薬物については、テレビや新聞などで危険なものだと知っている児童が多かったが、その有害性について知っている児童は少なかった。 ・シンナーや覚せい剤の種類、名前を知っている児童が思ったより少なかった。 ・身近な問題としてとらえられていないが、酒、たばこの害については、理解しやすかったと思う。 ・酒やたばこの害を学習した後、薬物乱用防止の授業をしたほうがスムーズかもしれない。 ・事前に薬物を調べていた児童もおり、興味を持ち、取り組むことができた。 |
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保護者の反応・感想 |
・身近な問題として考えていかなければならないという意見が多かった。 ・薬物の薬物の種類や名前を知らない保護者もあり、多種類さに驚いていた。 ・危険な薬として農薬もあるという意見もあった。 ・保護者用の資料もあり、保護者も授業に参加することができた。 ・薬物について家庭で話し合い、いつでも相談できる関係づくりが大切だという感想があった。 ・薬物だけでなく、今後いろいろな誘惑がある。 ・薬物の授業を参観したことがなく、新鮮だった。 |
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指導者の感想 |
・身近な問題としてとらえさせられなかったが、危険性や有害性については理解させられた。 ・役割演技をすることにより、楽しく授業が進められた。 ・誘いを受けた場合、保護者または教師に相談するというおさえがたりなかった。 ・資料等がたくさんあり、指導に役立った。 ・薬物のサンプルがあればよい。キャラバンカーの活用も? |
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資料・教材・その他 |
○喫煙・飲酒・薬物乱用に関する指導の手引き(日本学校保健会) ○薬物乱用防止読本―小学生高学年用・保護者用 ○「ストップ・ザ薬物」(薬物乱用ビデオ―日本学校保健会) |