岡山県のほぼ中央部に位置する旭町の南西端、旭川湖の西岸に位置し、曽母谷川流域の谷間とその周辺の高原よりなる江与味地区。昭和28年7月1日に江与味村が分村し、大字杉谷と大字栗井谷は御津郡新山村(現在の加茂川町)に編入、大字江与味は久米郡旭町に合併し現在に至っている。
主な産業は、農林業であるが、中でも林業は昔から盛んで、手入れの行き届いた植林地が目に付く。特に檜の適地で、良檜が出荷されている。明治27年頃、地区の有志が吉野林業(奈良県)を視察した際に苗木を持ち帰ったのが江与味林業の始まりとされている。
また、伊吹の里とも呼ばれており、伝説的には、「山神が息吹きを起こす所」の意があると言われている。また、曽母谷川上流の山々から吹きおろす風は時季により西風または東風となって川沿いを吹き通る。これを息吹き(伊吹)と称したともいわれている。
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昭和28年 |
4. 1 |
倭文西・西川・垪和三村合併して旭町となる |
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7. 1 |
江与味村のうち大字江与味が分村し旭町と合併 |
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旭町森林組合成立(倭文西・西川・江与味の組合合併) |
昭和33年 |
10.21 |
江与味巡査駐在所を廃止し、栃原の管轄となる |
昭和39年 |
4. 1 |
伊吹小学校から旭町立第5小学校に改称 |
昭和41年 |
4. 1 |
第5小学校を江与味1280番地に移転、新築 |
昭和63年 |
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江与味八幡神社叢旭町文化財に指定される |
平成 4年 |
4. 1 |
町内5校を統合し旭小学校を開校 |
平成 9年 |
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江与味ふれあい会館設置(第5小学校跡地) |
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人口 |
世帯数 |
昭和30年 |
1,180 |
215 |
昭和40年 |
927 |
192 |
昭和50年 |
692 |
182 |
昭和60年 |
652 |
180 |
平成 2年 |
605 |
171 |
平成 7年 |
573 |
167 |
平成14年 |
527 |
163 |
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