観劇『雪女』
5月17日(木)
旭小学校では、劇団民話芸術座をお招きして、
「雪女」の劇を観せていただきました。

旭保育所の年長組さんたちもいっしょに
観劇です。

「まだかなあ?わくわく、どきどき。」
第1部
6年生4名と先生1名がステージに
上がり、『演劇教室」を行いました。

演劇をするためには、体の力を抜くこと
が大切と劇団の方から教わり、
一緒に体を柔らかく動かす練習です。

その後、「朗読劇」に挑戦しました。
 第2部
 雪深い山奥。雪女“お雪”は、手下の霰(あられ)霙(みぞれ)雹(ひょう)を従えて、聖なる雪山に入り込み、山の動物たちを殺したり、山の秩序を乱す悪い人間をこらしめていました。
 ある日お雪は、吹雪の中で猟師の親子、吾作と弥助に出会います。吾作は雹の息で殺されてしまいますが、若くて目のきれいな青年弥助に、お雪は一目惚れしてしまいます。
 そして、「今日ここであった事は誰にも話さぬ」という約束をさせて、弥助を助けてしまうのです。
それからのお雪は、弥助のことばかり考えていました。
雪山の番人としての仕事も忘れて……。
「人間の娘となって弥助のもとへ行きたい……」お雪は、とうとう思いあまって雪の女神様のところへ相談に行きました。
 お雪は、人間の娘になって弥助の前に現われます。そして二人は夫婦に。
お雪は幸福でした。弥助は働き者のお雪を、とても優しく大事にしてくれました。
 ところがある日、弥助が突然……。
お雪はもう人間でいられません。雪女に戻るためには、氷柱(つらら)の槍で弥助の胸を突き刺して殺さねばなりません。
 しかし、お雪は……。
  熱い涙をあふれさせ消えてゆく、雪女…お雪の物語。    
           劇団民話芸術座ホームページより
                 
第2部終了後
劇の中で、お雪と弥助の子「お鈴」の役として登場した
6年生が劇団の方からインタビューを受けています。

「劇をやってみてどうでしたか?」

「最初は、とても緊張したけど、やっているうちに慣れ
 てきて、上手に演技ができたと思います。」

メークをしてもらって衣装をつけての演技は、とても初めて
とは思えないほど素晴らしい出来でした。
感 想
雪女のげきを見て友だちなどとの約束を守らなければいけないと思った。役者のみなさんの
演技を見て、体全体を動かし、色々な表情で演技をしていたのですごいなあと思った。演劇
教室に出て、緊張したけど、やっていくうちに緊張がほぐれていった。 6年 A.R.

雪女は、人間を信じたのに最後にはうらぎられたけど、人間を殺さなかったのがすごくよかっ
た。役者の人たちは何年も練習を重ねてあそこまでできるようになったんだからすごいなあ
と思った。 6年 S.A.